Lanza score (ガストロ用語集 2023 「胃と腸」47巻5号より)

Lanza score

Lanza score(Table 1)は,1971年,米国ベイラー大学のLanzaら1)により,

非ステロイド性抗炎症薬(nonsteroidal anti-inflammatory drugs ; NSAIDs)による内視鏡的粘膜傷害の程度を等級化するために作成された.

Table 1 Lanza score
Table 1 Lanza score

しかしながら,submucosal bleeding,area,edemaなどの定義がわかりにくく,

1990年,本邦における臨床の現状に合わせるために,小林絢三および水島裕2)が共同して,modified Lanza score(Table 2)を作成した.

Table 2 改訂Lanza score
Table 2 改訂Lanza score

同scoreでは,用語がわかりやすく,概ね円滑に分類でき,

現在,NSAIDsによる粘膜傷害を評価するために広く使用されている.

Fig. 1に,典型的な胃びらん(Fig. 1a),出血(Fig. 1b)および胃潰瘍(Fig. 1c)の内視鏡像を提示した.